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Amninni !! 宮脇 臣の声楽道

ブログ主が日常感じたことやコンサート出演情報などをお届けするページ

リサイタル

ついつい自分の文章力の弱さに逃げておりブログが停滞しておりました…

 

こんばんは。街を歩いても紅葉がちらほら見られるようになってきましたが、皆様お風邪など召されていませんでしょうか。

 

さて、私の初リサイタルが明日となりましたが、ありがたいことに全て完売となりました。本当に色々な方々が日頃から支えて下さっていることを実感し感謝しきれません。

 

その場に来て下さった方々に名曲の魅力が伝わるか、そのパイプ役となる自分の心と体に今までは神経を集中しておりましたが、ここ二週間で新たな角度からの発見がありました。

いや…音楽は本当に深いです。年齢や経験と共に音楽への見方が変化していることを感じ、自分の性格を再認識すると同時に、お客様により鮮明に音楽で伝える方法が見つかり喜びを感じております。

直ぐにはなかなか出来ませんが…

 

明日は来て下さるお客様が、帰宅時に思わず口ずさんでしまうようなコンサートとなることを願い、これからイメージトレーニングをしたいと思います!

 

皆様、会場にてお待ちしております。

どうか道中気をつけてお越し下さいませ。

 

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カターニア大聖堂にて

 

 

宮脇 臣

 

 

『心、歌心』と『音楽性』

皆様からのFacebook上での沢山の良いねクリック、ありがとうございます‼︎

 

既に緊張と重圧で記事を書けなくなっております。ここでやめてしまえばいつもの私なので、歌同様、理屈ぽくはなるかと思いますが、なるべくどんな方が読んでも分かり易い文章を書いていけるよう努力していきます。温かい目で見守って下さい。

 

さて、今日は音楽性というものについて考える1日を過ごしております。

 

『音楽性』というと皆様はどんなことを想像されますか?

 

意外と答えにくいというか言葉では表しにくいものではないですか?

インターネットで音楽性とは何かと調べたところ、やはり色々な見方があるようです。

 

かく言う私も、この音楽性について未だはっきりとは応えられません。。。

ただし、一つだけ、これは声楽を勉強している方や、歌手を志している方は

勘違いし易いことであるのですが、

『心、歌心』があるということと『音楽性』があるということは別物だというのことは強く思います。

 

前者には表したいという意欲のエネルギーはありますが、そこに技術能力はあまり関係がないように思います。どちらかというと歌詞感情をそのまま表した、つまり型というかルールがないのです。

しかし、後者は自分が楽譜や詩から感じたメッセージやイメージや時間の経過や感情の動きをどのような響きで表すのかを、自分の知っている響きの種類から選ぶ必要があります。響きの生み出し方についても、それぞれの音楽の特徴や美しさや感動を引き起こし易い感覚が関係してきます。

(音ではなく響きと書いた理由については、音を操るのは既に作曲家がやっている作業なので、あえて響きという書き方を私はしました。響きについては専門的に答えることは省略させて頂きますが、私が出来る限りの身近な表現をするなら、言霊の核が皆様が生み出した音、振動音で、周りの炎のようなモヤモヤが共鳴音、つまり響きというイメージです、余計分かりにくくなったらごめんなさい。)

 

『心』でも例外はあります。その音楽の特徴や美しさや感動を引き起こし易い響きを、何も考えなくても意識せず習得しなくとも生み出せる人もいるからです。

しかし、無意識という点が脆いところでもあります。つまり応用することや、より鮮明にしていくことが難しいことと、精神や身体や脳の変化と自分の感覚の誤差を埋められなくなるからです。

 

『音楽性』にも勿論『心』はあります。

むしろこれがないと、何を元に響きを選べば良いかわかりません。

重要なのは、その『心』が『叫びや訴え』ではなく、『語る』ように相手の心に鮮明に届けられているかということです。人によっては、聴き手の心に響きで『描ける』かとも言われます。つまり責任を最後まで持っているということです。

そうすれば時々『丸裸な心』を出したとしてもちょっとしたエッセンスになると思います。

 

これは技術にもかなり関係してきますし、日本の建物の響きなどに慣れている耳をもつ日本人には見つけにくく、繊細な筋バランスから成り立つもので、意識していても変わっていってしまうこともあります。(だからといって日本人には無理だとは思いません。むしろ理解して出来れば強みになると私は思います。)

 

皆様の好きな歌手や演奏家がどんな響きで『心』を描いているか、どのような響きに一度しかない人生をかけているか感じて頂けたら、演奏家達にとってこの上のない幸せなことだと思います。

 

私は『丸裸な叫びや訴え』という攻撃ではなく、響きを用いた『心』を表せる音楽になるよう音楽性を高めていきたいと思った1日でした。

 

 

写真はシチリアのMotta(モッタ)という街の教会でクリスマスコンサートに出演し、ソロを歌わせてもらった時のものです。山の上にある小さな街ですが、とても愛くるしい雰囲気が漂うところです。

あの名テノール歌手のGiuseppe di Stefano(1921年〜2008年 享年86年)が生まれた地で、この教会にもミラノへ行くまで通っていたそうです。

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

宮脇 臣

ご報告。

こんにちは。

 
ここ最近寒い日が続くと共に日が暮れるのがすっかり早くなったように感じ,もう直ぐ秋か!と思いきやこの二日間の暑さ…でもシチリア生活があったからか、やはり太陽のある生活は良いものです‼︎
 
今日は皆様にご報告があります。
え〜〜なんと!!沢山の方々の後押しとご協力があり初リサイタルを開催させて頂くことになりました。
完璧主義者であるが故に、なかなか人前で歌うことにも決心が必要な私が、本当に大丈夫か?と思いますが、イタリアで学び体験してきたことを皆様に聴いて頂けるのを、今は楽しみにしております。
 
前半プログラムは、イタリアの歌曲やオペラアリアをそれぞれの特徴と、イタリアでの体験談を添えてお届けします。
 
後半プログラムは、私が研修を積んだ地であるシチリアにまつわることを中心に、同じラテン国でありシチリアと歴史的に関係があるスペインを題材とした名曲と、一時期両シチリア王国を共に築いたナポリからナポリ民謡を、そしてシチリアを舞台として生まれた音楽とシチリア民謡をお届けします。
 
今回ピアノで私の音楽を支えて頂くのは、私を声楽の道へと導いて下さった飯田先生の奥様である飯田 麻衣子先生です。お二方は私に音楽の楽しさを教えて下さり、創造力を鍛えて下さいました。そのような方が第一回の私のリサイタルに力を貸して下さることに感謝で一杯です。
 
会場も東京建物八重洲ホールという素敵なホールです。
 
お席は108席しかありませんのでお早めに〜
 
シチリアにこれから行こうと考えられている方、ミラノやローマやヴェネチアフィレンツェにはもう行ったんだけ南イタリアはまだという方、リサイタルに足を運んで頂けたら、音楽という新たな切り口できっと違うイタリアの魅力が見られるはず!
皆様のお越しをお待ちしております!
 
以下はチラシです。
 

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 Miyawaki

 

 

イタリアでの記録 その二

7、我が師の還暦コンサートの時の写真
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地元の民族音楽を歌わせて頂きました。これは私のレパートリーにしていきたいと思っております。 素敵な経験と師のおめでたい一日でした。


8、ベッリーニ月刊プログラムに出演したことが新聞に載りました。
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重要文化財にもなっているカターニア大学で行われたコンサート、私以外誰一人外国人がいない空間で歌えたことは素晴らしい経験でした。


9、ベッリーニフェスティヴァルで行った演目の再演を、今度は屋内で
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イタリア人の役者と共に作品を創りあげられた感覚は今も忘れられません。


10 ,カターニアベッリーニ生家直ぐのところにある聖セバスティアン教会でベッリーニ作曲ロ短調ミサのソリストを務めた時の写真
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この作品、ほとんど演奏されません。理由は。。。テノールが凄まじいことになっているからというのが70パーセント原因となっているように思います。 ただ本当にベッリーニの格調高い、優雅な旋律が込められている素晴らしい作品です。 写真はありませんが、一年間に、オルガンとオーケストラ伴奏の二回、異なる教会で歌うことが出来ました。 



11、マスカルチア市にて行われたニューイヤーコンサートに客演した時の録画とチラシ
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 オペラL'elisir d’amoreより"Una furtiva lagrima"とLa TraviataよりLibiamoを歌いました。 動画の待機画像はMaestro Costanzo。


12、イタリア研修最後のオペラガラ二回公演です
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1公演目は日本から母と母の友人が応援に駆けつけてくれました。
2公演目は体調を崩してしまいましたが素晴らしい仲間に囲まれ歌いきることが出来ました。


まだまだイタリアには沢山の日本人歌手がいます。その方に負けないくらい自分の音楽に信念を持ち、そして誠実に向き合いながら育てていきたいと思います。

最後までお付き合い下さりありがとうございました。




 

イタリアでの記録 その一

今回はシチリアにて行われたコンサートの写真や音源を自分ヘの反省の為にも貼っていきます。

そして過去のイタリアArezzoにて行われたオペラ蝶々夫人の写真も一緒に。



1,まずは2012年にイタリアのアレッツォにて行われた蝶々夫人の野外公演の写真と新聞に取り上げられた写真を。
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ゴロー役で出演しております。日本人とブラジル人とイタリア人によるオペラとなり、指揮者は元スカラ座コンマスのステファノ・パリアーニさんでした。新聞では適切の演技力を持つテノールと絶賛されました。


2,写真が小さくならず。。。2013年にタオルミーナにて行われたリゴレットより
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共演者の先輩方にリハーサルや本番を通して沢山学ばせて頂きました。
共演者であるソプラノ歌手の山田さんとバリトン歌手の高橋さん、そして劇場付ピアニストのパオラさんと我が師ジュゼッペ・コスタンツォ氏と共に。


3,2015年ベッリーニ音楽院にて選ばれ、野外ステージで歌ったときの音源
   

 Palazzo Platamoneにて行われたコンサートにて

オペラ I Capuleti ei Montecchi より"È serbata a questo acciaro " 


4,カターニアのドゥオーモ広場にある噴水の除幕式に出演した時の写真
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素晴らしい仲間に恵まれました。若いイタリア人と音楽を創りあげる喜びは格別でした。
聞いて下さっている方は観光客も多く、バスが目の前を行き交う中、ほとんどの方が携帯で録られていました。


5,カターニア市が主宰するベッリーニフェスティヴァル内のプログラム”Bellini allo specchio”に出演した時の映像  (ほんの少ししか写ってはいませんが。。。)
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素晴らしい経験でした。


6,テノール歌手であり私の大先輩である新海さんと共に、ドンナ・フガータ劇場に客演した時に発行された新聞。

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マフィアの国だからなのか、一見犯罪人になたのかと自分でも思いました。
共演者の新海さん、私が言うのはおこがましいですが、本当に良い声で、特にVerdiを歌ったと時は、Verdiをこよなく愛するイタリア人でさえも、いつも拍手が鳴り止みませんでした。素晴らしい先輩の近くで勉強できたことは私にとって幸運でした。


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公演後、師と師の奥様と先輩である新海さんとの写真



 


 

新たな章の始まり

約三年間イタリアのシチリアでの声楽研修を終え帰国し、日本を拠点とした活動が始まっております。

研修期間中は現地の方は勿論のこと、両親を始め、家族、パートナー、日本にいらっしゃる方々からの沢山の応援に助けて頂きました。この場をお借りして皆様に感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。本当にいつもありがとうございます。

一種の憧れをヨーロッパに抱きヨーロッパにて活躍することを願っていた私でしたが、どこにいても追求出来る新たな音楽性の存在を知り、自分流の追求の仕方を見つけられたことが、私の声楽の道の方向を広げてくれました。と言いますのも、表現技術の一つとしての発声に関しては、イタリアにいるG師の忍耐によるレッスンや現地での本番経験により、革新的な価値観の変化がありました。G師はイタリア人には珍しく、感覚的だけでなく精神的にも論理的にも、色々なことを通して私に示し問うて下さいました。
勿論先生は世界中で歌っている一流の歌い手であり、イタリア人であるからして、受け手の理解力の問題やコミュニケーションの難しさはありましたが、私は幸運にも、イタリアに行くまでの期間、日本にいるK師のもとで日々変わっていく身体や脳や心の変化に対し、若い年齢で表現技術を完璧にすることは容易ではないことと、それらにいかに向き合っていくか、外国人からの学び方や教える立場になった時のことも意識しながら声楽の道の進み方を学び、考える癖はつけるよう鍛えて下さっていたことが非常に助けとなりました。(まだまだ考えが甘かったり、ずれていることは山程ありますが…)また、先生の奥様や友人、同志に恵まれたことも非常に重要であったと思います。
その甲斐もあり、私の音楽の核になっている”何か”に出会え、今度はその何かをいかに育てるかという課題が自分に与えられました。(何かについてはいつかお話したいと思います)
それに対して私が選んだ道は、異なる文化に戻り、より音楽の真意を解いていくことと共に自分自身と向きあっていくことを続けていくことであり、成長を促す為に新しい環境に身を置くことでした。

これまでを以下のようにわけるなら、
 
1. 声楽の道に足を入れたばかりの時代
2.浪人時代
3.大学時代
4.イタリア研修時代、
 
とし、これからは

5.日本を拠点としての音楽活動

という新たな章の始まりになりますと同時に、本格的にプロとしての自覚を持った音楽活動の始まりであります。
 
 

私の尊敬するオペラ歌手Alfredo Krausの
 
 
 「歌うことは容易い、いや、しかし非常に難しい」
 
という言葉と共に、決して奢ることなく、いかにお客様に伝えられるかを追求していきたいと記事を書きながら思っている今であります。本当に歌は追求すればする程難しくなっていってしまうものです。それが人としての成長も与えてくれるのですが…

これからも応援宜しくお願い致します。 


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 カターニアのドゥオーモ内にあるベッリーニのお墓
 

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ベルガモの教会内にあるドニゼッティのお墓
 
 
最後まで読んで頂きありがとうございました。
 
 
 

ブログ始めました!!!



Ciao!! 宮脇 臣(ミヤワキ ジン)です。

周囲から、日本語下手で、文章構成も内容もイマイチ!と言われてしまう私であり、
記録として残ってしまうことを嫌う性格で、これまでブログなどは避けていた私ですが、私を応援して下さる沢山の方々への感謝の気持ちや、日々の活動などを皆様に少しでもお伝えしないとと思い、苦手意識を払拭する為にもこれからはちょこちょこ日記やコンサート情報など書いていきたいと思います。
皆様、宜しくお願い致します。




ちなみにタイトルの意味についてですが、イタリア語の 
Andiamo (動詞 andare = 行く の一人称複数形)のシチリア方言です。


作詞家や作曲家は各々の意志や感性や人生などを曲として紙に書き残しました。またその楽譜は音楽になるものでもあり、教科書には書かれていない歴史書にもなり得るものです。これらをお客様に鮮明に、魅力的に、そして芸術として表せるのは演奏家だけであり、同時に演奏家の責任でもあります。

素晴らしい音楽の魅力、特に声楽曲を知るツアーへと皆様を誘うガイドになりたい!
という思いを Amininni には込めました。



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写真は大学同期の平舘 平様が撮ってくれました!! 素敵な写真をありがとう!!