2018年もあとわずか
かなりご無沙汰の投稿です。
早いもので2018年があと数時間で終わろうとしていますね!
2018年は皆様にとってどのような年となったでしょうか?
世の中を賑わせたニュースには決して喜ばしいことばかりではなかったかもしれませんが、振り返った時に皆様にとって必要だったと思う年になっていることを願っております。
私にとっての2018年は音楽家としての存在価値や意義、テノール歌手としての役割について正面から向き合う年でした。
足を運んで下さるお客様をはじめ、いつも支えて下さる方々、諸先生方や先輩方、同僚、そして家族に感謝をしつつ、これからは少しでも皆様に必要として頂ける人間であり音楽家になる為に精進したいと思います。
良いお年をお迎えください。
宮脇
感謝と新しい世界
次第に寒さも増し、街にはちらほらとクリスマスの飾り付けが見受けられるようになりましたが、皆さまお身体にお変わりはありませんでしょうか?😣
お陰様で2週連続の本番であった、
"二期会研修所優秀者コンサート" と "中村邦男with歌・人・s公演 ヴェルディレクイエム" が終演致しました😣
お越し下さいました皆様、ありがとうございました😊
どちらも本番までの間、先生方、共演して下さったソリストの皆様、そして生きているエネルギーをつぎ込むかのような歌を歌われた合唱団の皆様に、本当に支えて頂きました😣
ソリストとしてはまだまだ甘いなと感じることが沢山あり反省点は沢山ありますが、その分皆様に支えて頂いたことへの感謝の思いは非常に強く感じております。この場をお借りして御礼申し上げます。
一人前の歌い手になることが支えて下さった皆様へのせめてもの恩返しだと思っておりますので精進して参ります!
また今回、稽古の段階から不思議な体験を何度かしました。一瞬ではありますが、自分のコントロール出来る範囲を超えたといいますか、人間の力以上の何かを音楽を通して感じました。このような体験は初めてであった為、非常に怖くも感じましたが、同時に何かゾクゾクッとするようなものも感じました😅また出会えいたいものです!
モーツァルトのコジ・ファン・トゥッテからの二重唱とヴェルディのレクイエムを通して、少しでも御来場下さった方々にエネルギーが伝わって下さっていたら嬉しいです。
寒さも厳しくなって参りました。皆様もお身体ご自愛下さい😊
宮脇
二期会研修所コンサート後に出演者の先輩方と。
当日配布されたパンフレットの表紙。
ヴェルディ作曲 『レクイエム』
続けてもう1つ演奏会のお知らせです。
9月3日に出演させて頂いたコンサートの皆様と共にヴェルディ作曲のレクイエムを演奏させて頂きます。しかも今回はテノールソリストを務めさせて頂きます。
ヴェルディのレクイエム、声楽を志す者なら一度は歌いたいと憧れる作品ではないでしょうか。しかし勉強していると、死というのがテーマですから精神的タフさが問われます。憧れは一瞬にして現実へと変化しましたが、これがまたヴェルディのレクイエムの良さなんだと強く感じます。
というのも、ヴェルディのレクイエムには人間臭さ、主に欲や情など決して綺麗とはいえない人間の身勝手さなんかも鮮明に表現されています。これはヴェルディ自身がキリスト教徒ではなかったからこそ作れたものなのかもしれません。
私もこの一年で大事な方を亡くしました。人はいつか死ぬというけれど、やっぱり亡くなるのは悲しい。何故もっと…と思ってしまいます。
まさにヴェルディレクイエムはこの心境を表しているように私は感じます。
世界では沢山の悲惨な事件が起こっています。おそらく自分が知らないことも沢山あるはず…
レクイエムを通して、少しでも自分の魂を燃やすことが今の自分に出来ることではないでしょうか。
少々重めのお話となってしまいました。
すみません!!(真面目過ぎだし固いという声が聞こえてきそうなんでこれで終わります。笑笑)
もしご興味のある方がいらっしゃいましたらjin.miyawaki1220@gmail.comまでご連絡頂けましたら嬉しいです。
日時:11月24日(金)
ヴェルディ『レクイエム』
会場:千葉市民会館 大ホール
開場: 18:15 開演:19:00
座席 前売:3500円 当日:4000円
https://nkmusicoffice.wixsite.com/nk-music-office/blank-3
皆様のご来場をお待ちしております。
二期会の歴史と演奏会のお知らせ
こんばんは。
昨日の話ではありますが、二期会公演の蝶々夫人を聴きに行きました。
二期会研修所に所属してから初めて聴きに行った二期会公演の蝶々夫人。
私のオペラデビューも蝶々夫人のゴロー役だったこと、またつい最近蝶々夫人とピンカートンの二重唱を歌わせて頂いたこともあり、沢山考えさせられる公演でした。
蝶々夫人は最後に子供を手放すことを受け入れ、短剣にて自害します。家族との縁を切ってまでも自分の判断を信じてピンカートンに嫁いだ蝶々夫人。自害をするその短剣は代々家に伝わるものです。どんな思いで短剣を持ち出し命をたったのか…考えるだけで心が痛くなりますが、若いながらにも凛と覚悟が座ったことを表す音楽には鳥肌が立ちます。
私が蝶々夫人役を演じることは叶いませんが、全てを捨ててでも一緒にいたいと思わせることが出来るピンカートンになりたいと思いました。(どこからかならんくて良いと聞こえてきそうですが…)
必ずあの舞台に立つぞ。そんな心境です。
そして皆様にご報告があります。
私が所属する二期会研修所の第94回研修所コンサートに出演させて頂けることとなりました。
94回目という歴史あるコンサートに出させて頂けることに感謝と責任を感じております。
今回は大学の同期でありますソプラノの牧野さんと共に、モーツァルトのオペラ『コジ・ファン・トゥッテ』から「もう少しで抱擁の中へ」を歌わせて頂きます。
内容はまた改めてお知らせさせて頂きます!
ご興味がある方がいらっしゃいましたら是非jin.miyawaki1220@gmail.comまでご連絡を頂けましたら幸いです。ささやかながら割引をさせて頂きます。
日時:11月17日(金)
第94回二期会研修所コンサート
会場: 北とぴあ さくらホール
開場: 18:00 開演:18:30
座席 A席:3000円 B席:2000円
http://www.nikikai.net/concert/20171117.html
皆様のお越しをお待ちしております!
本番ご報告 その3
本番ご報告 その2
本番ご報告 その1
ご無沙汰をしております。